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9戦未勝利と泥沼のマンU、英紙は「才能が死んでいく場所」と痛烈批判 キャリック監督は解任危機も代表ウィークまでは続投の見立て

text by 編集部 photo by Getty Images
マイケル・キャリック

【写真:Getty Images】



 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間31日に行われたイングランド・プレミアリーグ第9節でチェルシーと対戦し、0-2で敗れた。これで公式戦9試合未勝利となり、マイケル・キャリック監督の解任論が再燃。英紙『The Guardian』はクラブを「才能が死んでいく場所」と痛烈に批判した。一方、クラブは11月の代表ウィークまで指揮官を続投させる方針だという。

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英紙は「才能が死んでいく場所」と痛烈批判

 ユナイテッドは前半に複数の決定機を迎えたものの、得点を奪えず。すると50分、モーガン・ロジャーズに中央を突破されて先制点を許した。63分にはDFリサンドロ・マルティネスが2枚目のイエローカードで退場となり、直後にコール・パーマーのPKで追加点を奪われた。今季のリーグ戦は9試合で1勝4分4敗、勝ち点7の17位。10得点15失点と攻守で苦戦しており、降格圏と勝ち点で並んでいる。

 こうした状況を受け、『The Guardian』は、クラブ全体の低迷を次のように痛烈に批判した。

「チェルシーは余裕を見せた。エステヴァンの強烈なシュートはゴールを取り消された。いまだ90分間プレーしきれないバレバはコビー・メイヌーと交代し、メイソン・マウントが投入された際にはホームのファンからブーイングが起きた。マウントは2023年にチェルシーからユナイテッドへ移籍して以来、苦しみ続けている。オールド・トラッフォードは才能が死んでいく場所だ。キャリックは、その新たな犠牲者になるだけだ」

 さらに、同紙は、キャリック監督について「このレベルで指揮を執るには力不足だ」と指摘。ただし、監督だけが問題ではないとも強調した。指揮官を任命したのはクラブの経営陣であり、監督交代を繰り返しても改善が見られない現状について、グレイザー家や共同オーナーのジム・ラトクリフ氏らの責任にも言及している。

 また、現在の低迷が続けば「チャンピオンシップでプレーすることになる」と2部降格の危険性にも警鐘を鳴らした。エリック・テン・ハフ元監督が解任される直前の状況と比較し、次戦には新たな監督がベンチに座っている可能性も指摘している。

 一方で、『The Athletic』は、クラブがキャリック監督を直ちに解任する予定はないと伝えた。UEFAチャンピオンズリーグのコモ戦とプレミアリーグのボーンマス戦での敗戦を受けて開かれた緊急協議では、11月の代表ウィークまで現体制を維持し、その後に改めて状況を評価する方針で合意したという。チェルシー戦の敗北後も、その方針は変更されていないとみられている。



 キャリック監督自身も試合後、3日に行われるCLのローマ戦でも指揮を執る見込みかと問われると「Yes」と回答。また、「今は週半ばの試合に向けて選手たちを準備させることを考えている」と語った。

 ユナイテッドはローマ戦の後、8日にアストン・ヴィラとのリーグ戦を控えている。クラブ全体に厳しい批判が向けられる中、キャリック監督は低迷するチームを立て直し、解任の危機を乗り越えることができるのだろうか。

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