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レアルに現れた“シンデレラボーイ”! 驚異の運動量でチーム支える新星に注目せよ

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・バスケス
レアル・マドリーのルーカス・バスケス【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリー。この試合に出場した全26選手の中で、最も「走り倒した」のはマドリー売り出し中の新星FWルーカス・バスケスだ。27日、スペイン『マルカ』紙が報じている。

 ルーカス・バスケスはシティ戦で両チーム最多となる走行距離13.323kmを記録。チーム2位のクロースが11.067kmということで、2km以上もの差をつけている。ちなみに、今季レアルのここまでのCLでの戦いにおいて、12km以上の走行距離を突破したのは3ケースだが、いずれもバスケスによるものだ。

 リーガ・エスパニョーラでも直近の4試合で3ゴールと絶好調で、今やイスコ、ハメス・ロドリゲスを上回る攻撃のジョーカーとしての役割を手に入れた。この準決勝1stレグでもマドリーの絶対的エースであるクリスティアーノ・ロナウドの代役の座を見事に勝ち取った。

 BBCという高すぎる壁があるため、先発出場の機会は限られている。しかしながら、ゴールという結果、驚異的な運動量でジダンの信頼を勝ち取ったカンテラ(下部組織)出身の24歳がマドリーに新風を巻き起こしている。

【了】

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