監督業復帰が噂されるレオナルド氏【写真:Getty Images】
かつてミランとインテルで指揮官を務めたことのあるレオナルド氏がサッカーの監督業に復帰するようだ。7日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』が報じている。
現地時間3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦第2戦でオリンピアコスは、イスラエルのハポエル・ベエルシェバと対戦。1-0でハポエル・ベエルシェバが勝利したことで2試合合計で1-0となり、オリンピアコスのCL予選敗退が決まった。
CL予選敗退を受けて、オリンピアコスは今季から就任したビクトル・サンチェス監督を間もなく解任するとみられている。そこで後任監督として浮上しているのが、レオナルド氏だ。同クラブは、すでにレオナルド氏と最初の接触を行ったと報じられている。
現役時代にJリーグの鹿島アントラーズやミランで活躍したレオナルド氏は、現役引退後にミランでのテクニカル・ディレクターを経て2009年に同クラブの指揮官に就任。1シーズン限りで退任すると、翌年の12月からはシーズン終了後までインテルで指揮を執り、リーグカップを制して監督として初のタイトルを獲得した。
2011年からは、パリ・サンジェルマンのスポーツディレクターに就任し、豊富な資金を利用して様々な大物選手を獲得。そして、2013年の8月にディレクターを退任している。
オリンピアコスとレオナルド氏との最初の接触はポジティブなものだったとされており、近日中にも同氏から最終的な返答が返されるようだ。万一決定すれば、5年ぶりの監督業への復帰となる。果たして実現するのかどうか、その去就に注目が集まりそうだ。
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