バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、宿敵レアル・マドリーが、国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分を軽減されたことに「影響はない」と平常心を強調した。20日、スペイン紙『アス』が報じている。
2016年の最終戦となるスペイン国王杯のエルクレス戦の前日会見に出席したルイス・エンリケ監督。マドリーの補強禁止処分が今冬のみに軽減されたことについて「何も変わらない。私は自分のチームのためにできることに集中したい。このニュースを聞く前と同じ精神状態だ。私には影響ないことだ。それぞれが好きに意見すればいい」と無関心を装った。
また、このところ出場機会が減っているMFイバン・ラキティッチについて「彼のすべてに満足している。(起用の)決断しているのは私である。チームにとって最良と思う決断をしており、何も弁明することはない。彼は、過去も今も、そしてこれからもバルセロナにとって重要な選手である」と述べている。
そして、冬の戦力補強については「チームをより良くするためにも、我々はオープンな状態である。クラブはそのための仕事をしてくれている」とだけコメントしている。
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