アトレティコ・マドリーMFコケは、１１日に行われるリーガエスパニョーラ第１９節のバルセロナ戦を控え、自信をのぞかせている。

現在２位に位置するアトレティコは、首位バルセロナを本拠地ビセンテ・カルデロンに迎える。両者は勝ち点差で並んでおり、アトレティコが勝利を収めれば、今季初めてバルセロナが首位から陥落することになる。

コケは、バルセロナ戦の重要性を理解しながら、この試合のあとにも１９試合が残っていると強調した。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「この試合が“スーパーに”重要だということは分かっているよ。１位と２位の対決だからね。だけど、これも１試合に過ぎない。まだシーズンの後半戦が残されている」

「評価はシーズン終了時に下される。だから、それ（“冬の王者”になること）はそれほど大きなことではない。この試合に勝利しても、目標を達成できなければ意味がない。最終的に意気消沈してしまったら、ここでの勝利も何の役にも立たないんだ」

アトレティコは、今季のスペイン・スーパーカップでバルセロナと対戦している。ホームで１－１、アウェーで０－０を演じて、アウェーゴール差によりタイトルを譲ったものの、コケは手応えを感じたようだ。

「素晴らしい２試合をした。全員が最大限に働かなければいえない。コンパクトに守備をして、カウンターを仕掛けなければ。もちろん、彼らからボールを奪うことも常に心掛ける。「バルセロナが前からプレッシングをしてくるなら、そのラインを突破しなければいけない。そうすることで、バルセロナ相手にもうまくプレーできる。でも、ピッチ上で実際に何が起こるか。そこは難しさもある」

「（リオネル・）メッシが出場するのであれば、僕たちは彼に注意を払わなければいけない。彼は世界最高の選手だからね。ただ、バルセロナには素晴らしい選手がたくさんいる。メッシ、ネイマール…。全選手に気を使わなければいけない」