ユニフォームの忘れ物は許されず【写真:Getty Images】
イングランド3部のジリンガムが、“決定的なミス”をした用具係を解雇した。英メディア『ケントニュース』などが伝えている。
ジリンガムは今月1日、アウェイでMKドンズと対戦したが、そのときに問題が起きた。この試合で着るはずのユニフォームがスタジアムになかったのだ。
これにより試合前に大きな混乱が起きていたようだ。ホームチームのMKドンズがトレーニングキットに背番号をプリントして急きょ相手チームの仮ユニフォームをつくり、審判団も着用を許可している。だが、試合開始15分前にユニフォームが届き、試合は問題なく行われる運びとなった。
それでも、ジリンガムはこのミスの責任を取らせることにしている。クラブは用具係を務めていたボブ・レビン氏を解雇し、高齢のため同職を退いていたマルコム・ステッドマン氏が今シーズン終了までの契約で復帰することを発表した。
ジリンガムは現在、イングランド3部で24チーム中19位に位置している。降格ラインまで勝ち点2差という厳しい状況だ。
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