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ジダン後任はポチェッティーノか。レアル行きの噂に「これから起こることを楽しむ」

text by 編集部 photo by Getty Images

マウリシオ・ポチェッティーノ
トッテナムのポチェッティーノ監督がレアル・マドリーでジダンの後任に?【写真:Getty Images】

 ジネディーヌ・ジダン監督が電撃辞任したレアル・マドリーは、来季に向けて新たな指揮官を迎えなければならない。現在、数々のタイトルをもたらしたレジェンドの後任の最右翼に挙げられている人物が口を開いた。

 バルセロナに滞在して、スペイン人ジャーナリストと共同で執筆した自伝本のプロモーションインベントに出席したトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、その人である。

 スペイン紙『アス』によれば、ポチェッティーノ監督はマドリーの新監督就任について問われると「私は現在に生きている。それ以上に重要なことはない。私は自分がしなければならないこと、これから起こることを楽しむ」と意味深長なコメントを残した。

 さらに「ホルヘ・グリッファは、私に一度『私はフットボールに導かれなければならない。自分の運命を変えたくない』と言っていた」と、自らの恩師にあたる母国アルゼンチンのレジェンドの言葉を引用して、将来に関して明言を避けた。

 ポチェッティーノ監督はトッテナムとの契約を2023年まで残しているが、仮にマドリーから誘いがあれば心変わりするのだろうか。「戦術的なコンセプトよりも前に、チームのアイデンティティを見つけること。リーダーシップは進歩のために重要で、共感も大事になる」と自分が指揮を執る基準にも言及した。

 果たしてチャンピオンズリーグ4連覇に挑むマドリーの新監督選びはどのような展開を見せるだろうか。ポチェッティーノ監督の動向や、他の候補となる指導者たちの動きにも注目が集まる。

【了】

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