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レアルが58億円補強の18歳FW、Bチームでまたも魅せる。昇格へ猛アピール

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィニシウス・ジュニオール
レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオール【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでプレーするブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールは、現地時間16日に行われたウニオニスタス戦で1ゴールを記録した。トップチームでのプレーに向けた期待も高まっている。

 ブラジル国内で「ネイマール2世」として高い評価を受けたヴィニシウスは、18歳となった今年夏に移籍金4500万ユーロ(約58億円)でマドリーに加入。合意が発表された昨年5月時点で16歳だった選手に対しては異例の高額移籍金だった。

 今季から正式にマドリーに合流したが、当面はBチームのカスティージャ中心にプレーすることが決定。そのカスティージャでは前節のアトレティコ・マドリーB戦で2ゴールの活躍を見せたのに続いて、16日の試合でもまたしても輝きを放った。

 40分には直接FKから壁の横を抜き、2試合で3点目となるゴールを記録。後半にはピッチ中央からの長距離ドリブルで相手数人をかわしてゴール前まで持ち込み、GKもかわしたあと惜しくもシュートをクロスバーに当てるというスーパープレーもあった。

 前節に続き、この試合にもトップチームのフレン・ロペテギ監督は観戦に訪れていた。早ければ19日に行われるチャンピオンズリーグのローマ戦でトップチーム入りの可能性もあるのではないかという期待も高まっている。

 スペイン『マルカ』紙は、「ヴィニシウスにステップアップする力があることは全く疑いようがない。ローマ戦でロペテギのチームに初招集されると予想する者も出てくるだろう」と述べている。『アス』紙も「ヴィニシウスがチャンスを要求」とカスティージャでの活躍について伝えている。

【了】

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