レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、同クラブとの契約延長が合意に達したようだ。スペイン紙『マルカ』が22日付で伝えた。

　マドリーとモドリッチとの現在の契約は2020年6月まで。今季が終了すれば残り1年となるところだったが、2021年6月までの1年間延長することが合意に達したとみられている。新たな契約の満了まで在籍すれば、モドリッチは35歳までマドリーでプレーすることになる。

　モドリッチは2012年にトッテナムからマドリーに加入。マドリーの中盤に欠かせない存在となり、これまで公式戦290試合に出場して4回のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。

　特に昨年はモドリッチが世界トップレベルの選手としての評価を確立させた1年間となった。マドリーでの欧州制覇に加え、クロアチア代表をロシアワールドカップ準優勝に導いた活躍で、バロンドールを含めたあらゆる個人賞を独占している。

　昨夏にはインテルへの移籍が盛んに噂され、今季終了後にも再びインテルなどが獲得を狙う可能性が予想されていた。だが契約を延長すれば来季以降もマドリーでプレーを続けていく可能性が高くなる。

【了】