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ケイン、ユベントス相手の50m劇的決勝弾に「キャリア最高のゴールのひとつ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ハリー・ケイン
トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】

 トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、インターナショナル・チャンピオンズカップのユベントス戦で終了間際の劇的決勝点となった超ロングシュートを「キャリア最高のゴールのひとつ」と喜んでいる。英紙『ガーディアン』などが同選手のコメントを伝えた。

 トッテナムは21日にシンガポールで行われた試合でユーベと対戦。2-2の同点で迎えた後半アディショナルタイムの93分、センターサークル内でのこぼれ球からケインが右足シュートを放つと、大きく弧を描いたボールがGKヴォイチェフ・シュチェスニーの頭上を超えてネットに収まり決勝ゴールとなった。

「僕がキャリアで決めてきた中で最高のゴールのひとつだ」と、トッテナムとイングランド代表のエースストライカーは試合後にコメント。「フレンドリーマッチなので大きな意味はないということにはなるけど、ゴールの形という点では上位に入る」と続けた。

 ジャンルイジ・ブッフォンがゴールを守っていた前半にもFWソン・フンミンが自陣内から狙えるような場面があり、ベンチにいたケインや他の選手らはシュートを打つように声をかけていたという。「その時から頭にあった。そういう場面のひとつだった」とチャンスを意識していたことを説明している。

 イングランドでは過去にもデイビッド・ベッカム氏やウェイン・ルーニーが同様の距離からのロングシュートを決め、語り草となっている。「ベッカムやルーニーを見ていたら、自分でもやってみようとする。今まで何度か試したのはうまくいかなかったけど、これから何点か決められることを期待したいね」とケインは今後も積極的に同様のゴールを狙っていくことに意欲を示した。

【了】

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