プレミアリーグ第10節、トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間30日に行われ、0-3でユナイテッドが勝利している。先制点となったクリスティアーノ・ロナウドのゴールは、素晴らしいコンビネーションと技術が生んだ一撃だった。

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　試合が動いたのは39分。ペナルティーエリア外の左寄りの位置でボールを受けたブルーノ・フェルナンデスは、ファーサイドへのクロスを選択する。DFラインと駆け引きするロナウドは、ゴールに遠ざかりながらクロスを右足で合わせた。

　ポルトガル代表コンビが見せた阿吽の呼吸が生んだゴールだった。ブルーノ・フェルナンデスはパスを受けると、ゴール前を確認するや否やクロスを送っている。ロナウドは自身をマークするベン・デイヴィスが届かないファーサイドへと走り、クロスもその位置に正確に届いた。直接狙うには角度がなかったが、名手ウーゴ・ロリスの届かない完璧なコースへと流し込んでいる。

　ロナウドはその後もスコット・マクトミネイのスルーパスを受けてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドにより得点が認められず。しかし、後半にはロナウドのスルーパスからエディンソン・カバーニがゴールに流し込む。86分にはマーカス・ラッシュフォードがチーム3点目を叩き込んだ。

　ポルトガル代表の最強ホットラインで先制したユナイテッドは、敵地でトッテナムを0-3で破っている。同時で先発起用された両ベテランのゴールが、リバプール戦の大敗のショックを拭っている。