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「最初は嫌だった」レアルMFフェデリコ・バルベルデ、トニ・クロースから“8番”を継承した時の心情を明かす「永久欠番に…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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フェデリコ・バルベルデ
【写真:Getty Images】

フェデリコ・バルベルデが「8番」について言及

 レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、昨シーズン限りで現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースから背番号「8」を継承した時の思いやマドリーでプレーする心情などについて、UEFAのインタビューで語っている。

 

 マドリーで最も重要な存在とも言ってもいいバルベルデ。本来の中盤のポジションだけでなく、今季はチーム事情の影響から、右SBでの起用も多い26歳は、慣れないポジションにも関わらず、世界最高峰のプレーを披露している。

 そんなカルロ・アンチェロッティ監督の信頼も厚いバルベルデは、今季から昨季までクロースが背負っていた背番号「8」を付けることが決まった時のことを「その番号を受け継ぐのは最初は嫌だったんだ。尊敬する人物であるクロースが付けていた番号だからね。彼はクラブで多くのことを成し遂げ、大きな足跡を残した人物だ。もし、僕の判断だけで決められるなら、NBAのようにその番号を永久欠番にしたいくらいだったよ」と明かした。

 続けて「でも、クロースが僕にその番号を付けてもいいよと言ってくれたとき、体の力が抜けて、こう思ったんだ。『これは自分の番だ。楽しもう』ってね。責任としてではなく、一瞬一瞬を楽しむものとして受け止めるようにしたんだ。練習に出て、その番号が胸や背中にあることを、毎日楽しむ。まるでそれが最後の日であるかのようにね」と当時の心境の変化を語った。

 最後にバルベルデは、マドリーのユニフォームに袖を通すことについて「自分が守っているもの、自分の胸にあるものに対して、誇りと幸せを感じなければならない。このユニフォームを着ることで、自分はもっと大きく、もっと強くなれる。ピッチに出る時に見える観客の姿や、チャンピオンズリーグとレアル・マドリードのアンセムを聞いた瞬間、足の痛みなんて全部忘れてしまうんだ。たくさんの感動と誇りが一度に押し寄せてくるんだよ」とコメントしている。

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