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田中碧、現地メディアの評価は？

　リーズ・ユナイテッドは現地時間8日、チャンピオンシップ（イングランド2部）第41節でミドルズブラと対戦し、1-0の勝利を収めた。リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧に対する現地メディア『リーズ・ライブ』からの評価はどのようなものだったのか。

　試合は開始2分にいきなり動く。ジュニオル・フィルポのスルーパスに反応したマノー・ソロモンが中央へグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドから走り込んできたダニエル・ジェームズがダイレクトで合わせて先制点を決めた。

　これで先制し、勢いに乗ると、34分に左コーナーキックの流れからパスが送られ、ファーサイドにいた田中がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。幻のゴールで追加点を奪うことができなかった。76分にもパトリック・バンフォードが決めるも、またもオフサイドで得点は認められず。それでも、1点を守り切って、4試合ぶりの白星を挙げた。

　同メディアはフル出場の田中に「5」をつけ、「コントロールの面ではほとんど光るものがなく、プレーは散漫だった。得点は誤って取り消されたが、いくつかのパスカットは見せた。ただし、全体としてミスが多すぎた」と辛口の評価をしている。

　リーズは、1-0の辛勝で勝ち点を85とした。前節まで首位だったバーンリーが、ダービー・カウンティとの一戦で0-0に終わったため、勝ち点で並んだが、得失点差で上回るリーズがトップに返り咲いた。3位は、勝ち点83のシェフィールド・ユナイテッド。シーズンが佳境を迎え、プレミアリーグ昇格争いが熾烈を極めている。