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久保建英の移籍先候補、リバプールに続きアトレティコ・マドリードが浮上
レアル・ソシエダに所属する23歳の日本代表MF久保建英を巡る争奪戦が激化している。リバプールに続き、アトレティコ・マドリードも同選手の獲得を目指しているようだ。フランス代表MFアントワーヌ・グリーズマンの後釜に最適であると、スペインメディア『エル・ナシオナル』が8日に報じている。
久保は今季公式戦44試合に出場し7得点4アシストを記録。2019年6月にFC東京からレアル・マドリードへ移って以降、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェといったスペインのクラブを渡り歩いており、ラ・リーガでのプレー経験は6年間にも上る。ソシエダとの契約は2029年6月まで有効だが、6000万ユーロ(約96億円)の契約解除金を支払えば獲得可能であるため、最近ではリバプールが同選手に興味を示していた。リバプールに移籍した場合、久保はプレミアリーグという新天地で戦うことになる。
しかし、ここでスペインでのプレーを継続する可能性が浮上した。同メディアによると「ディエゴ・シメオネ監督は、グリーズマンが夏に退団することを考慮し、久保を最優先の補強候補としてリストアップした。グリーズマンは依然としてアトレティコの象徴的存在ではあるが、将来については曖昧な発言も多く、サウジアラビアや米国から有力なオファーが届いた場合、退団も選択肢になり得る」という。
アトレティコは現在、バルセロナやレアル・マドリードに次ぐ3位につけており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を手中に収めている。久保にとっても、ステップアップするチャンスかもしれない。同メディアは「シメオネ監督は、久保のテクニックや柔軟性、局面を打開する力を特に高く評価しており、両サイドやトップ下でもプレーできるその多様性は、攻撃陣に高い戦術理解と貢献を求めるシメオネのスタイルにも合致している。さらに、久保はすでにラ・リーガでの経験が豊富なため、適応期間が不要という点もチームにとって大きな魅力だ」と評価し、久保とアトレティコは相性が良いとの見解を示した。
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