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アントニーのレンタル移籍は大正解？

　レアル・ベティスは現地時間21日、ラ・リーガ第32節でジローナとのアウェイゲームに臨み、3-1で勝利。来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の出場権獲得も現実味を帯びてきた。この一戦では、アントニーが、利き足とは異なる“右足”ダイレクトボレーでネットを揺らし、ベティスでの公式戦5ゴール目を奪った。

　前節のビジャレアル戦でリーグ戦8試合ぶりに黒星を喫した6位ベティスが、16位ジローナのホームに乗り込んだ一戦。アウェイチームは、6分にコーナーキックからMFジョニー・カルドーゾがネットを揺らして先制に成功する。

　そして迎えた39分、アント二ーが追加点を奪う。中盤でのボール奪取からDFロマン・ペローが左サイドを突破すると、逆サイドを駆け上がるアントニーにピンポイントクロス。これを背番号「7」は、丁寧に右足インサイドで合わせて、ネットを揺らした。利き足とは異なる右足でのボレーだったが、見事にゴール左隅に決めてみせた。冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからベティスにレンタル移籍後、これでアントニーは公式戦5ゴール目（リーグ戦では3ゴール目）となった。

　25歳のブラジル人アタッカーのゴールでリードを2点に広げたベティスは、42分にはイスコがヘディングで追加点を決めて、3-0に。終盤には、1点を失ったものの、ベティスは敵地でジローナを3-1で下し、勝ち点「3」を獲得。この白星でUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内となる5位ビジャレアルCFとは勝ち点差「1」とした。

　レンタル期間は今季終了までとなっているアントニーだが、残りのシーズンではどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。