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【写真：Getty Images】

今季の印象的なゴールに田中碧が選ばれる

　イングランド・チャンピオンシップ（イングランド2部）第44節、リーズ・ユナイテッド対ストーク・シティの試合が21日に行われ、リーズが6-0の大勝を収めた。現地メディア『LEEDS UNITED NEWS』は23日に、リーズが決めた今シーズンの印象的なゴールを振り返っている。

　リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧は、プレミアリーグへの昇格がかかったストークとの試合に先発出場した。この試合では攻撃陣が爆発し、前半だけで5ゴールを記録。同日、2位のバーンリーFCが3位のシェフィールド・ユナイテッドに2-1で勝利したことで、リーズとバーンリーは勝点94で並んだ。
　この結果、残り2試合で、3位のシェフィールド・ユナイテッドとは8ポイント差となり、両チームのプレミア昇格が決まっている。リーズは、3季ぶりとなる悲願のトップリーグ復帰となった。

　同メディアは、「リーズ・ユナイテッドがプレミアリーグに復帰した。その復帰を支えたとも言える、もっとも重要なゴールをいくつか紹介していく」と題して、昇格に大きく影響した7つのゴールを選出した。そして、その中には、第34節のシェフィールド・ユナイテッド戦で、田中が試合終了間際に決めた決勝ゴールも選ばれている。

「今季のリーズは、試合終盤に決定的なゴールを決めるという、ハラハラするような展開が何度もあった。シェフィールド・ユナイテッドとの試合は、タイトル争いでどちらのチームが主導権を握るかを実質的に決めるものだったと言える。リーズは序盤でリードを許したが、見事な逆転劇を見せた。ジュニオール・フィルポが力強いヘディングシュートを放ったが、ファーでボールを押し込み、サポーターに熱狂を巻き起こす決勝点を記録したのは田中碧だった」

　さらに、「昇格の直接の競争相手であり、リーズのライバルでもあるチームに対して、記憶に残る重要な勝利を確定させた」と、直接対決で記録した田中のゴールを振り返り、高く評価している。