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マルセイユFWアミーヌ・グイリがハットトリックを達成

　オリンピック・マルセイユは現地時間27日、リーグ・アン第31節でスタッド・ブレスト29をホームに迎え、4-1で大勝を飾った。この試合ではFWアミーヌ・グイリがハットトリックを達成。奪った3ゴールの中でも、前半終了間際に決めた自身の2点目は、まさに圧巻の得点だった。

　4位までに与えられる来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場権獲得に向けて、勝ち星を積み重ねたい2位マルセイユ。今節は、ブレストとのホームゲームに臨んだ。ホームチームは、8分にグイリの得点で先制すると、37分にはメイソン・グリーンウッドが追加点を奪い、リードを2点に広げる。

　そして、迎えた45分。今冬にスタッド・レンヌから加入したグイリが再びネットを揺らす。右サイドのポケットに侵入したグリーンウッドからのクロスをボックス内中央で受けた背番号「9」は、胸トラップでコントロールしてからオーバーヘッドを試みる。これが見事にゴール左隅に突き刺さり、この試合の自身2点目を奪ってみせた。

　柔らかいクロスボールだったため、ヘディングでは、強いシュートを打つことが難しいと判断したのだろう。咄嗟の判断で胸トラップからのシュートに切り替える判断としっかりと決めきる決定力が光った圧巻のゴールだった。

　グイリは、その後の63分にも裏抜けから得点を奪い、ハットトリックを達成。アルジェリア代表FWの活躍で4-1と大勝したロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームは、がっちり2位をキープしている。