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欧州5大リーグの1つであるラ・リーガ（スペイン1部リーグ）には、世界的なスター選手が数多く存在している。その中で、いま最も価値が高い選手は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したラ・リーガの最新市場価値を紹介する。※成績、市場価値は2日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
10位：オーレリアン・チュアメニ（フランス代表）
【写真：Getty Images】
10位には、レアル・マドリードの守備を支えるオーレリアン・チュアメニがランクインした。
今シーズンのパフォーマンスは決してベストとは言えない。昨シーズンに続き、最終ラインに怪我人が続出するマドリーの苦しいチーム事情の弊害を受け、本職であるボランチに加えセンターバックでの起用も多く、慣れないポジションでのプレーに戸惑いを見せるシーンも散見された。
その影響もあってか、最高1億ユーロ（約160億円）あった市場価値も、現在は8000万ユーロ（約128億円）まで下落し、チュアメニにとっては少し気の毒な評価となってしまった。
しかし、カルロ・アンチェロッティ監督からは高い評価を得ており、今季出場した28試合のうち24試合にフル出場している。パワーを活かしたボール奪取や、空中戦でのデュエル、攻撃の起点となるパスの供給など、あらゆるプレーを高いレベルでこなす同選手は、マドリーにとって大変貴重な存在である。
世界屈指の大型ボランチであることに疑いの余地は無く、本来のポジションでの継続した起用が待たれる。
