レアル・マドリード最新ニュース
アルダ・ギュレルが今季リーグ戦3点目
レアル・マドリードは現地時間4日、ラ・リーガ第34節でセルタ・デ・ビーゴをホームに迎え、3-2で勝利を収めた。この試合で輝きを放ったのは、MFアルダ・ギュレル。なかでも、トルコの至宝が奪った先制点は、相手GKもノーチャンスの完璧なコースに放たれた一振りだった。
ラ・リーガのタイトル争いに向けて、勝ち点を落とすことが許されないマドリー。今節はUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得圏内の7位に位置するセルタとの一戦に臨んだ。
前節のヘタフェCF戦で決勝点を右足で奪ったギュレルは、この試合でも33分に魅せる。右からのCKのキッカーを務めた20歳は、ショートコーナーを選択。ボックス内でルーカス・バスケスのリターンパスを受けると、華麗なステップで相手DFを交わして、得意の角度から左足を一閃。これが見事にゴール左上に突き刺さった。コースもボールスピードも完璧な圧巻の一撃だった。
ギュレルの今季リーグ戦3点目で先制したホームチームは、39分に高速カウンターからキリアン・エムバペが追加点。さらに、後半開始早々の48分には、ギュレルのスルーパスからエムバペがこの試合2点目を奪い、3点差をつけて大勝ムードに。
しかし、CKの流れから68分にハビ・ロドリゲスにゴールを許すと、76分には途中出場のイアゴ・アスパスのパスからビリオット・スウェドベリにネットを揺らされてしまい、1点差に詰め寄られる。終盤は完全にセルタに押し込まれたマドリーだったが、なんとかこのまま逃げ切りに成功し、3-2で勝ち切った。マドリーの次節は11日、敵地でのエルクラシコに臨む。
