リバプール最新ニュース
【写真:Getty Images】
アーノルドにまさかのブーイング
イングランド・プレミアリーグ第35節、リバプール対アーセナルの試合が10日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わっている。英メディア『BBC』は11日に、今季限りでリバプールを退団するDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、ホームのサポーターからブーイングを受けたと報じた。
リバプール育ちでアカデミー出身のアーノルドは、5日にクラブを通じて契約が満了する今季限りでの退団を発表。アーセナル戦では、67分にDFコナー・ブラッドリーと交代でピッチに立った。報道によると、途中出場のアーノルドに対して、ホーム・アンフィールドの一部サポーターがブーイングを浴びせたという。
同メディアは、「トレントに対する野次は衝撃的なものだったのか、それとも理解できるものだったのか」と前置きし、今回のアーノルドに対するサポーターの反応について、次のように述べている。
「少年時代からリバプールのファンだったトレント・アレクサンダー=アーノルドは、アンフィールドのサイドラインに立ち、クラブ通算373回目の出場に備えていた。しかし、今回は少し様子が違っていた。サポーターからの歓声とブーイングが入り混じっており、元イングランド代表FWクリス・サットンは『衝撃的だ』と表現した。チームメイトのDFアンドリュー・ロバートソンは、『ブーイングを聞くのは気分が悪い』と語っている」
また、サットン氏は、「アーノルドは敬意を払われるに値する、いったい何を間違えたというのか。彼はあらゆるトロフィーを獲得してきた。新たな挑戦を求めているのだ」とアーノルドの決断に理解を示しつつ、「リバプールのファン全員がそうだったわけではないが、彼にブーイングをした人たちの行動は衝撃的で恥ずかしいものだった」と、サポーターの振る舞いに苦言を呈している。