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【写真：Getty Images】

ヤマルのゴラッソ！

　スペイン・ラ・リーガ第36節、エスパニョール対バルセロナの試合が現地時間15日に行われた。試合はバルセロナが2-0で勝利している。バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルは、この試合で鮮やかなミドルシュートを決めて、チームを2季ぶりのリーグ優勝に導いている。

　前節に宿敵レアル・マドリードを4-3で撃破し、勝点「7」差でエスパニョールとの試合に臨んだバルセロナ。チームを率いるハンジ・フリック監督は、勝利すれば優勝が決まる試合で、MFペドリ、FWラフィーニャ、ヤマルなどの主力を前節に続いて先発で起用した。

　53分、神童のゴールでバルセロナが先制する。右サイドでMFダニ・オルモのバックパスを受けたヤマルは、カットインして中央に切り込んでいく。大きなタッチで相手DFを振り切ると、その勢いのまま左足を振り抜く。ヤマルの鮮やかなミドルシュートは、エスパニョールのGKも止めることができず、ゴール左上に突き刺さっている。

　80分には、エスパニョールDFレアンドロ・カブレラが一発退場。数的優位となったバルセロナは、後半アディショナルタイムにヤマルのアシストからMFフェルミン・ロペスがダメ押しとなる追加点を決めて、2-0で勝利している。

　この結果、バルセロナは残り2試合で2位のマドリーとは「7」ポイント差となり、2シーズンぶり通算28回目のリーグ優勝を成し遂げた。