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今季こそプレミアリーグ優勝を期待されていたアーセナルは、期待とは裏腹に首位に大きく離され優勝を逃してしまい、UEFAチャンピオンズリーグではベスト4まで勝ち進んだものの敗退と今季も無冠で終わってしまった。タイトルを獲得するにはスカッドの刷新が不可欠である。今回は、その中でも放出候補である5人をピックアップする。※成績は16日時点の『transfermarkt』参照。
DF:冨安健洋(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日(26歳)
今季リーグ成績:1試合0得点0アシスト
怪我が目立つ冨安健洋は、今夏放出対象の一人になるだろう。
2021/22シーズンにボローニャからアーセナルに加入した冨安は、1年目から右SBとして多くの試合に絡んでいた。スカッド状況によっては左SBも難なく担うなど、ディフェンスライン全てのポジションをこなすユーティリティー性の高い選手であることを、アーセナルファンに証明した。
早くもグーナーの心を掴んだ背番号18は、攻撃時のポジショニングが的確かつ、強力なWG陣へのサポートも抜群。一番の武器は対人守備で、世界屈指のアタッカーが揃うプレミアリーグでも、堂々たる戦いを披露していた。
しかし、加入してから常にチームに貢献できていたわけではない。もともと怪我が多く、アーセナルの一員になってからは、毎年のように戦列を離れている。今季は、開幕から第6節まで負傷によりベンチ外。第7節にはスタメン起用されるも、6分に負傷交代し、それ以降は公式戦の出場がない状況だ。
冨安の復帰は、早くても年末までかかると予想されている。そのため、放出候補であることに変わりはないが、今夏の移籍市場において、好ましいオファーが届く可能性は低いだろう。
冨安の契約は2026年6月までとなっている。契約には1年の延長オプションが付随しているようだが、現状では、フリー移籍の線が濃厚かもしれない。