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アンテ・ブディミルが33歳にしてキャリアハイの20点目

　CAオサスナは現地時間15日、ラ・リーガ第36節でアトレティコ・マドリードをホームに迎え、2-0で快勝した。この試合で貴重な追加点を奪ったのはクロアチア代表FWアンテ・ブディミル。巧みなポジション取りで決めたヘディングシュートで、ラ・リーガ20得点目に到達した。

　10位のオサスナが3位アトレティコとのホームゲームに臨んだ。欧州カップ戦出場権獲得に望みを繋げたいホームチームは、25分にアレハンドロ・カテナのゴールで先制に成功する。今季限りで退任することが決定したビセンテ・モレノ監督率いるチームは、その後も粘り強い戦いを見せると82分にエースがみせる。

　キケ・バルハが左サイドからインスイングで上げたクロスを33歳のストライカーがニアでダイビングヘッド。これがGKヤン・オブラクの牙城を破り、ゴールネットを揺らした。ホセ・マリア・ヒメネスを振り切って合わせた、ブディミルらしいボックス内での強さが光った得点だった。これで背番号「17」は、ラ・リーガ20ゴールの大台に到達した。

　2点にリードを広げたホームチームは、最後までアトレティコに得点を許さず、2-0の完勝。勝ち点を「48」に積み上げることに成功し、9位に浮上した。UEFAカンファレンスリーグ（ECL）出場圏内となる8位ラージョ・バジェカーノとはポイントで並んでおり、欧州カップ戦出場権の獲得は十分に射程圏内だ。