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レアンドロ・パレデスが決勝ゴール

　ASローマは現地時間18日、セリエA第37節でホームにACミランを迎え、3-1で快勝した。この試合での決勝点を奪ったのはアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス。直近4試合出番のなかった30歳が、見事に先発起用に応える直接FK弾を叩き込んでみせた。

　前節のアタランタBC戦では、リーグ戦20試合ぶりの黒星を喫したローマ。来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の出場権獲得に向けて落とせない試合が続くなか、今節はミランとのホームゲームに臨んだ。

　3分にジャンルカ・マンチーニのゴールで幸先よく先制したホームチームは、21分にサンティアゴ・ヒメネスが退場したことで数的有利な状況に。しかし、39分にジョアン・フェリックスにネットを揺らされ、同点に追いつかれる。それでも58分にパレデスが魅せる。

　ボックス外左寄りのゴールから25mほどの位置で獲得したFKのキッカーを務めた背番号「16」は、右足を振り抜く。低くて速い強烈なシュートは、見事にゴール左隅に吸い込まれた。一人多い状況にも関わらず、同点に追いつかれるという嫌な流れを吹き飛ばす爽快な一発だった。

　パレデスのゴールで勝ち越したローマは、87分にブライアン・クリスタンテが追加点を奪い、3-1で快勝。欧州CL圏内となる4位ユベントスとは勝ち点「1」差で最終節の敵地でのトリノ戦を迎える。