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【写真:Getty Images】
今季のベストセーブはエミリアーノ・マルティネスに!
イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが、今季のプレミアリーグ年間最優秀セーブ賞を受賞した。プレミア公式サイトは31日に、ノッティンガム・フォレスト戦でみせたマルティネスの超絶セーブについて振り返っている。
印象に残るセーブが数多くあった中で、今季の年間ベストセーブに選ばれたのは、昨年12月に行われたプレミアリーグ第31節のノッティンガム・フォレスト対アストン・ヴィラ戦でマルティネスが見せた神がかり的なストップだ。
59分、フォレストはコーナーキックのチャンスから、MFモーガン・ギブス=ホワイトがクロスボールをフリック。これに、MFニコラス・ドミンゲスが頭で合わせた。完全に決まったと思われた瞬間に、マルティネスが素早く反応する。ボールがラインを超えるギリギリのところで掻き出し、ヴィラは絶体絶命のピンチを脱した。シュートを放ったニコラス・ドミンゲスも思わず苦笑いで天を見つめた、マルティネスの神セーブだった。
同サイトでは、「アストン・ヴィラのゴールキーパーは、フォレストのドミンゲスのシュートをゴールライン上で驚異的なストップで阻止し、24-25シーズンの賞を受賞した」と前置きし、「プレミアリーグ史上最高のセーブの一つを披露した。コーナーキックからニコラス・ドミンゲスの至近距離からのヘディングシュートを、ゴールラインを越える数センチ手前で何とか体をひねって阻止したのだ」と、マルティネスのプレーを絶賛している。
元イングランド代表MFのジェイミー・レドナップ氏は、「プレミアリーグであれほど素晴らしいセーブは、人生で思い浮かばない」と称賛。フォレストを率いるヌーノ・エスピーリト・サント監督も、「あれは純粋な本能、反射神経によるものだ。素晴らしい。私も一度はあんなことができたらよかったのに、でもできなかった」と、対戦相手の守護神が見せた好セーブを絶賛した。