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【写真：Getty Images】

クンデのゴールがシーズン最優秀ゴールにノミネート

　スペイン・ラ・リーガのバルセロナは、現地時間3日に「ゴール・オブ・ザ・シーズン」と題して、クラブのシーズン最優秀ゴールの最終候補に選ばれた4つのゴールを発表した。バルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデは、レアル・マドリードとの一戦で決めた得点が最終候補に選出されている。

　シーズン最優秀ゴールの候補に選ばれたのは、4月に行われたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）決勝戦、バルセロナ対レアル・マドリードの試合でクンデがチームを勝利に導いた一発だ。

　決勝の舞台で、バルセロナはMFペドリのゴールで先制した。しかし、70分にマドリーFWキリアン・エムバペに同点弾を決められると、77分にはMFオーレリアン・チュアメニに逆転ゴールを許してしまう。迎えた84分、FWラミン・ヤマルのパスに抜け出したMFフェラン・トーレスがGKティボー・クルトワをかわして同点ゴールを決めた。90分で決着はつかず、試合は延長戦に突入する。

　すると、延長戦終了間際にクンデがスコアを動かした。116分、マドリーMFルカ・モドリッチが、右サイドからピッチ中央にいたMFブラヒム・ディアスへとパスを送る。しかし、クンデが素早い出足でインターセプトすると、ペナルティエリア手前で素早く右足を振り抜いた。クンデの放ったグラウンダーのシュートはゴール右隅に突き刺さり、バルセロナが逆転に成功している。

　名手GKティボー・クルトワも懸命に飛びついたが、止めることは難しい完璧なコースへの一撃だった。バルセロナの公式アプリでは、3日からシーズン最優秀ゴールのファン投票を行なっている。