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ヤン・オブラクがラ・リーガ年間最優秀セーブ賞

　アトレティコ・マドリードの日本語版『X』は5日、「年間最優秀セーブ賞は我らがヤン・オブラク」と記し、ラ・リーガの年間最優秀セーブ賞に選ばれたオブラクのスーパーセーブの動画を投稿した。そのビッグセーブが生まれたのは、第9節の敵地でのレアル・ソシエダ戦。至近距離からのシュートを連続で止めた圧巻のシュートストップだった。

　13分、向かって右からのCKをマルティン・スビメンディに頭で合わされたが、オブラクは右手1本でセーブすると、こぼれ球を至近距離からナイフ・アゲルドに振り抜かれる。それでも素早い反応を見せた守護神はしっかりとセーブし、ゴールを許さなかった。とくに2本目のアゲルドのシュートは、ボールスピードが速かったことに加え、至近距離からのシュートだったにも関わらず、守り切ってみせた。

　今季のラ・リーガで最少失点を誇ったアスレティック・ビルバオの「29失点」に次ぐ、「30失点」でシーズンを終えたアトレティコ。FIFAクラブワールドカップ2025の初戦では、UEFAチャンピオンズリーグを制覇したパリ・サンジェルマンと対戦する。ファイナルでは圧倒的な力をみせつけた欧州王者との一戦では、オブラクの活躍が間違いなく必要になるだろう。