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ルイス・ガルシアが47歳に!
リバプールの公式『X』は25日、「ルイス・ガルシアの誕生日に紹介するゴールは、これしかない」と記し、24日で47歳となった元スペイン代表MFルイス・ガルシアのゴール動画を投稿した。その得点は、“イスタンブールの奇跡”に繋がった貴重なゴールだった。
04/05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝の2ndレグ、リバプールとチェルシーの一戦。スタンフォードブリッジでの1stレグを0-0で終えていたホームのリバプールは、立ち上がりの4分に試合を動かす。
バイタルエリアでヨン・アルネ・リーセの左サイドからのパスを受けたスティーヴン・ジェラードが、右足アウトサイドで浮き球のスルーパスを送る。これに反応したミラン・バロシュのシュートは、ゴールまで届かなかったものの、ゴール前に走り込んでいたL・ガルシアが押し込み、貴重な先制ゴールを記録した。
しかし、背番号「10」を背負っていたMFのシュートをウィリアム・ギャラスがゴールラインぎりぎりでクリアしているようにも見えたことから、当時は”疑惑のゴール”として物議を醸した。ゴールラインテクノロジーが無かったこの時代は、主審が判断する以外の方法はなく、L・ガルシアもすぐに喜びを爆発させ、アンフィールドもかなり盛り上がっていたことから、レフェリーにとっては難しい判断となった。結果としては、このままリバプールの得点が認められ、このゴールが決勝点となった。
そして、トルコのイスタンブールにある「アタテュルク・オリンピヤト・スタドゥ」で行われたファイナル。ラファエル・ベニテス監督率いるチームは、ACミラン相手に3点ビハインドの状況から追いつくと、PK戦までもつれ込んだ激戦を制し、見事に21年ぶり5回目の欧州王者に輝いた。そんな“イスタンブールの奇跡”に繋がった貴重なゴールを奪ったルイス・ガルシアは、24日で47歳となった。
