レアル・マドリード最新ニュース

グティのバックヒールは今見ても凄い！

　ラ・リーガ公式『X』は25日、「グティの天性のひらめき、みなさんにとって忘れられないプレーは？」と記し、元スペイン代表MFグティがレアル・マドリード在籍時に見せたスーパープレーの動画を投稿した。そのプレーは、元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールをお膳立てした創造性溢れるプレーだった。

　2010年の現地時間1月30日に行われた19/20シーズンのラ・リーガ第20節、マドリーがデポルティーボ・ラ・コルーニャとのアウェイゲームに臨んだ一戦。1点リードで迎えた40分、背番号「14」を背負うグティが魅せる。

　カウンターからチャンスを生み出したマドリー。ボックス手前でフリーになっていたグティが、左サイドを抜け出したMFカカのパスを受けると、相手GKとの1対1のシーンを迎える。このまま自分自身で仕留めるかに思われたが、マドリーの下部組織出身のMFは、ヒールパスを選択。これを後方から走り込んだベンゼマが蹴り込み、チームに追加点をもたらした。グティの視野の広さと落ち着き、そしてピッチ環境が悪かった中での技術の高さが光ったプレーだった。

　その後、86分に1点を失ったものの、90分にベンゼマがこの試合2点目となるダメ押し弾を奪ったマドリーは3-1で勝利した。この試合で披露したグティのバックヒールでのアシストは、後世に語り継がれるスーパープレーとなった。