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U-21イングランド代表の決勝弾は完璧なクロスから

　サッカーU-21イングランド代表は現地時間28日、UEFA U-21欧州選手権 2025の決勝で、延長戦の末にU-21ドイツ代表を3-2で下し、見事に連覇を達成した。決勝点となったFWジョナサン・ロウが奪ったその得点は、完璧なクロスから生まれたゴールだった。

　グループステージでは、1-2で敗れているドイツとファイナルで再戦したイングランド。5分にハーヴェイ・エリオットの強烈なシュートで先制に成功すると、24分にはオマリ・ハッチンソンがネットを揺らし、2点のリードを得る。しかし、前半終了間際にネルソン・ヴァイパーにヘディングシュートを叩き込まれ、1点差に。さらに、61分にはパウル・ネーベルに鮮やかなシュートを沈められ、試合を振り出しに戻される。

　結局90分では決着がつかず、勝負の行方は延長戦へ。そして92分に2点リードから追いつかれたイングランドが大きなゴールを奪う。タイラー・モートンが右サイドからダイレクトで鋭いクロスを供給すると、ジョナサン・ロウが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。モートンのDFラインとGKの間に入れた完璧なクロスとジョナサン・ロウがしっかりと決めきった見事な一発だった。

　このゴールを最後まで守り切った若きイングランド代表は3-2でドイツを下し、前回大会に続き、優勝を飾った。