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年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。果たして、1年間で最も自らの価値を下げた選手は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した1年間での市場価値下落額ランキング3位を紹介する。※情報は6月22日時点で、対象は2004年から現在までに現役としてプレーした期間のある選手
3位:フィル・フォーデン

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年5月28日
該当シーズン:2024/25
当時の所属クラブ:マンチェスター・シティ
市場価値の下落額:5000万ユーロ(約80億円)
3位には、2024/25シーズンに市場価値が1億5000万ユーロ(約240億円)から5000万ユーロ(約80億円)下がったフィル・フォーデンがランクインした。
このイングランド代表MFは2023/24シーズンにプレミアリーグでキャリアハイのパフォーマンスを披露していた。いずれも自己最多となる19得点8アシストを記録し、プレミアリーグの年間最優秀選手賞を初受賞。この活躍を受けて市場価値は自己最高額となる1億5000万ユーロ(約240億円)に到達していた。
しかし、ユーロ2024(欧州選手権)を経て迎えた2024/25シーズンは開幕直後の体調不良など、コンディションにも悩まされ、リーグ戦だけでプレータイムは1000分以上減少。得点、アシストともに前シーズンよりも大幅に減り、定位置も失った。リーグ戦のラスト10試合で先発は2試合、途中からピッチに立ったゲームを含めても5試合の出場に留まっている。
これだけ活躍の場が限定されれば市場価値が下がるのは必然的で、1億5000万ユーロ(約240億円)から1億ユーロ(約160億円)までの大幅ダウンを余儀なくされた。来季に向けてマンチェスター・シティは大型補強を続けており、その中で再び自らのポジションを掴むことができるだろうか。
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