FIFAクラブワールドカップ2025　最新ニュース

GKヤシン・ブヌがチームを救った！

　アル・ヒラルは現地時間6月30日、FIFAクラブワールドカップ2025（CWC）ラウンド16でマンチェスター・シティと対戦。延長戦に及んだ激戦を4-3で制し、ベスト8進出を決めた。この試合でも、GKヤシン・ブヌが何度もスーパーセーブを披露。中でも、24分にチームを救ったプレーは圧巻だった。

　アジア勢で唯一ノックアウトステージに生き残ったアル・ヒラルは、ラウンド16でシティと対戦。9分にベルナルド・シウバにネットを揺らされ、1点ビハインドで迎えた24分にブヌがチームを救う。

　サビーニョにDFラインの背後を突かれるとブヌと1対1の状況に。前に飛び出したモロッコ代表GKは、サビーニョにタイミングをずらされ、体勢を崩されてしまう。そんな状況で、伸ばした右手はボールまでは届かなかったものの、さらに懸命に突き出した左手でサビーニョのシュートをストップしてみせた。まさに最後まで諦めずに執念で防いだビッグセーブだった。

　34歳のGKが2点目を与えなかったことで、0-1のまま後半へ。すると、後半立ち上がりにはマルコス・レオナルドのゴールで同点に追いつくと、52分には マウコムのゴールで逆転に成功。しかし、3分後には、アーリング・ハーランドに同点弾を浴び、延長戦に突入する。それでも94分にはカリドゥ・クリバリがゴールを奪うと、10分後にはフィル・フォーデンにネットを揺らされたが、延長後半にマルコス・レオナルドが値千金のゴールを奪い、4-3でシティを撃破。アル・ヒラルは、フルミネンセが待つ準々決勝へ駒を進めた。