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ファン・ブロンクホルストの15年前の衝撃弾
FIFAワールドカップ(W杯)の公式『X』は6日、「2010年の今日行われた、ワールドカップの名勝負!」と記し、ハイライト動画を投稿。この試合で生まれた、当時オランダ代表の主将として出場していたDFジョバンニ・ファン・ブロンクホルストの先制ゴールは、衝撃的な一発だった。
南アフリカで行われた2010 FIFAワールドカップの準決勝、日本時間では7月7日に行われたオランダとウルグアイの一戦。ベルト・ファン・マルワイク監督率いるチームは、当時35歳の左SBの一振りで先制に成功する。
デミー・デ・ゼーウのパスを敵陣で受けた背番号「5」は、距離がある位置だったものの、トラップから迷いなく左足を振り抜く。強烈なロケットのような弾丸シュートは、ゴール右隅に突き刺さった。ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラが触ることもできない神コースに飛んだ圧巻の一発だった。
その後、オランダは41分にディエゴ・フォルランにミドルシュートを叩き込まれたものの、後半にヴェスレイ・スナイデルとアリエン・ロッベンがゴールを奪い、2点のリードを手にする。試合終了間際にマクシ・ペレイラにネットを揺らされたオランダだったが、3-2で逃げ切りに成功し、決勝進出を果たした。ファン・ブロンクホルストの先制弾は、W杯の歴史に残る伝説のスーパーゴールとなった。
