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豪快かつ美しい一発! 現役引退を発表したラキティッチ、バルセロナ在籍時のゴールが凄い! 欧州CL公式が投稿

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナ在籍時のイヴァン・ラキティッチ
【写真:Getty Images】

イヴァン・ラキティッチが現役引退を発表

 元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが7日、自身の公式SNSで正式に現役引退を発表した。37歳でスパイクを脱ぐ決断を下したMFの発表に伴い、バルセロナ在籍時のスーパーゴールをスペイン語版UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の公式『X』が投稿している。

 

 37歳のラキティッチは、スイスのバーゼルでプロデビュー。シャルケを経てセビージャに加入すると,、14/15シーズンから19/20シーズンまではバルセロナでプレー。在籍した6シーズンではUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を1回、ラ・リーガ4回の優勝などに貢献した。中でも、バルサ1年目となった14/15シーズンでは、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督の下で、3冠を経験。バルセロナの中盤を支えた功労者として足跡を残した。

 20/21シーズンからは、セビージャに復帰すると自身2度目のUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献するなど、4シーズン在籍。その後は、サウジアラビアのアル・シャバブ、クロアチア1部のハイドゥク・スプリトに所属していた。

 万能型MFのスーパーゴールが生まれたのは、バルセロナ在籍時の18/19シーズンの欧州CLグループリーグ第2節、トッテナム・ホットスパーとのアウェイゲーム。バルセロナが1点リードで迎えた28分、ラキティッチが魅せる。

 左サイドからリオネル・メッシが上げたクロスをルイス・スアレスが胸で落とし、コウチーニョがダイレクトで狙ったシュートは相手選手に阻まれる。それでも、こぼれ球にすぐさま反応したコウチーニョが浮き球のパスをマイナスに送ると、後から走り込んだラキティッチがボックス外からジャンピングボレー。これが左ポストを叩いて、ゴールネットに吸い込まれた。美しいフォームから放たれた見事な一発だった。その後、メッシの2ゴールなどで、バルセロナは4-2でスパーズを下した。

 クロアチア代表でも長くプレーし、2018 FIFAワールドカップでは準優勝に貢献したラキティッチ。代表の同僚であり、9月に40歳を迎えるMFルカ・モドリッチよりも一足早くスパイクを脱ぐこととなった。

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