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マルコス・セナが49歳に

　UEFAの公式『X』は17日、「49歳の誕生日おめでとう。マルコス・セナ」と祝福のメッセージと共に、元スペイン代表MFのビジャレアル在籍時のスーパーゴール動画を投稿した。その得点は、Vflヴォルフスブルク相手に完璧なコースに蹴り込んだ圧巻の直接FK弾だった。

　ビジャレアルで長らく活躍し、スペイン代表としてはUEFA EURO 2008制覇の原動力となったマルコス・セナ。そんなMFがスーパーゴールを叩き込んだのが、2010年の現地時間2月17日に行われたUEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド32の第1戦、ホームでのヴォルフスブルク戦（2-2）。44分に主将の右足がチームに先制点をもたらす。

　ゴール正面やや左の絶好の位置でFKを獲得したビジャレアル。キッカーを務めたマルコス・セナは右足を振り抜くと、ボールはゴール右上に一直線。インステップ気味に放たれた強烈なシュートは、ゴールネットを揺らした。相手GKが触ることさえできない、完璧な一発だった。

　11年間ビジャレアルでプレーした後に、2年間在籍したニューヨーク・コスモスで2015年夏にスパイクを脱ぐ決断をしたマルコス・セナ。攻守のバランスに優れていた“中盤の番人”が、7月17日で49歳となった。