海外日本人選手　最新ニュース

大南拓磨が先制の起点に

　OHルーヴェンは現地時間27日、ジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）第1節でシャルルロワSCと対戦し、2-2のドローに終わった。2点のリードを追いつかれた一戦となったが、先発出場したルーヴェンのDF大南拓磨は、先制点に繋がる見事なロングボールを供給し、存在感を示した。

　大南と明本考浩がスタメンに名を連ねたルーヴェンが、ホームにシャルルロワを迎えた一戦。ホームチームは大南のロングパスから、2分に幸先よく先制に成功する。

　最終ラインでGKトビ・レイセンからのパスを受けた27歳の日本人DFは、右足でライナー性のロングボールをDFラインの裏のスペースに供給。相手GKが飛び出せない絶妙なボールを受けたFWティボー・フェルリンデンが中に折り返すと、これを主将のMFマチュー・マルテンスが押し込み、ルーヴェンが先に試合を動かした。

　1点リードで折り返したホームチームは、79分に途中出場のユセフ・マジズが貴重な追加点を奪って、2点のリードを手にする。しかし、90分とアディショナルタイム4分にまさかの連続失点。2-2のドローに終わったルーヴェンは、開幕戦を白星で飾ることができなかった。なお、大南と明本はフル出場している。