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【写真:田中伸弥】
リバプールの一員として故郷に凱旋した遠藤航
30日、明治安田ワールドチャレンジでリバプールは横浜F・マリノスに3-1で勝利した。欧州屈指の名門クラブ、リバプールで3年目のシーズンに挑む遠藤航が、日本での凱旋試合で感じた誇りと感謝を語った。生まれ育った地で受け取った声援を背に、遠藤は新たなシーズンへと歩み出す。
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遠藤にとって、今回の来日は単なる親善試合ではない。世界屈指のクラブ、リバプールの一員として、自らが生まれ育った町に帰って来られたことに、強い感慨があったという。
「リバプールの選手として日本に戻れたのは、誇らしい瞬間でした」と遠藤は語る。欧州トップのクラブで戦い続ける中で、日本のファンの前でプレーできる喜びは格別だった。
スタジアムには多くの日本のリバプールファンが詰めかけ、今月3日に交通事故で死去したディオゴ・ジョタ氏にスタンディングオベーションを送る場面もあった。
「日本のファンの皆さんが、チームに心遣いをしてくれて、そういったアクションを起こしてくれたっていうのは、日本人としてすごく誇らしく思います」と、遠藤は感謝を口にした。
ピッチに立つだけではなく、遠藤はリーダーとしての存在感も発揮している。試合前の選手紹介での大歓声について問われると、「僕より(モハメド・)サラーや(フィルジル・)ファン・ダイクにみんな会いたいと思ってましたけど」と冗談めかしながらも、「チームに貢献することだけ考えたいと思います」と自分を律する姿勢を崩さない。
リバプールの一員として、そして一人の日本人として、遠藤航が示した誇りは、彼のプレーと姿勢そのものに表れていた。
(取材:加藤健一、文:編集部)
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