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【写真:Getty Images】
ニューカッスルのアウェイユニフォームを酷評
開幕を前にしたイングランド・プレミアリーグのサッカークラブは、新シーズンに着用するユニフォームを発表している。英メディア『Football 365』は現地時間3日に、これまで発表されたユニフォームの評価を行った。その中でも、ニューカッスル・ユナイテッドが公開した新アウェイユニフォームを酷評している。
ニューカッスルは7月29日に、25/26シーズンに着用するアウェイユニフォームを発表した。クラブ公式サイトでは、「鮮やかなグリーンを基調に、ニューカッスルのランドマークの一つである有名なタイン橋のアーチ構造に敬意を表した」と、デザインの特徴について伝えている。
同メディアは、「巨大な多国籍スポーツウェア企業のデザイナーが、一度も訪れたことも関心を持ったこともないであろう地元地域への賛辞や影響をユニフォームに詰め込もうとする皮肉なやり方に、私たちがうんざりしていることはご存知だろう」と前置きし、ニューカッスルの新アウェイユニフォームについて次のように述べた。
「渋々ながらも、それらがうまく機能することがあるのは認める。しかし、サウジアラビアのユニフォームと文字通り全く同じ色のニューカッスルのアウェーユニフォームに『地元のオマージュ』を込めようとする、その大胆さは絶対に受け入れられない」
また、「サウジアラビアの現在のアディダスのユニフォームは『グリーン』であり、このニューカッスルのユニフォームもそうだ。彼らはサウジアラビアの支配下に入ってから、毎年のように『サウジアラビア風』のユニフォームを着ている。良いこととは言えないが、意味は分かるだろう?」と、2021年にサウジアラビアの政府系ファンドがニューカッスルを買収してから、ユニフォームに同国のカラーが採用されていることに不満を示している。
クラブのX公式アカウントでは、新アウェイユニフォームのデザインを公開。選手たちが新ユニフォームを着用した姿を披露している。