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高校世代のリーグ戦として、2011年に全国規模でスタートした高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ。日本列島の東西に分かれる同リーグでは、のちにプロとして活躍する選手もしのぎを削ってきた。本稿では、U-18プレミアリーグの2021年からの通算勝ち点数が多いチームをランキング形式で紹介する。※成績は『Transfermarkt』を参照。
10位:FC東京U-18
2021~通算成績:95試合34勝24分37敗(126pt)
2025シーズン暫定順位:11試合5勝4分2敗(EAST5位)
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2010年代はプリンスリーグに降格し、あわせて4シーズンほど同カテゴリーで戦う時期があったFC東京U-18。2020シーズンに復帰昇格して以降は、プレミアリーグにくらいついている。
ここ2年間は下位に甘んじており、降格をギリギリで回避しているが、選手単位で見ると有望株を輩出し続けていると言えよう。特に上位争いを演じた2021・2022シーズンは様々なタレントが活躍していた。
今季トップチームで活躍する野澤零温や俵積田晃太、土肥幹太らは2021年度のプレミアリーグEASTでピッチに立っていた。
俵積田と土肥は当時2年生ながら出番を得ており、翌年にはトップチーム登録(2種)され、両選手とも今日ではFC東京の主力だ。俵積田は今季のリーグ戦24試合、土肥は17試合に出場している。
サッカー日本代表として活躍する佐藤龍之介も高校1年時からプレミアリーグEASTで躍動し、学年が上がる前の2023年3月に行われたYBCルヴァンカップ・セレッソ大阪戦では先発起用された。
今季はファジアーノ岡山にレンタル移籍中で、J1初挑戦クラブの攻撃の要として奮闘している。
2024シーズンには当時中学3年生の北原槙がFC東京U-18の一員としてプレミアリーグEASTで多くの出番を得ており、高校に上がる前の2025年3月にはJ1リーグ第4節・鹿島アントラーズ戦で途中出場。J1最年少出場記録を樹立した。
今年7月には、クラブ公式サイトが北原とプロ契約を締結したことを報告している。
今季のFC東京U-18は11試合を終えた段階でリーグ暫定5位。ちょうどシーズンの半分を残しており、現段階で首位の鹿島アントラーズユースとの勝ち点差は「5」。十分にファイナル(チャンピオンシップ)も狙えるだろう。
