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記憶から消したい…。レアル・マドリード、最悪の補強ランキング2位。サッカーよりゴルフ!? 成績は圧巻も態度は最悪

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたレアル・マドリードだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金や高い期待値を受けて獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

2位:ガレス・ベイル(元ウェールズ代表)

レアル・マドリードのガレス・ベイル
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年7月16日
移籍金:1億100万ユーロ(約141億円)
在籍期間:2013年夏~2022年夏
リーグ戦成績:258試合106得点67アシスト

 2006年にサウサンプトンからプロキャリアをスタートさせたガレス・ベイルは、その後移籍したトッテナムで覚醒。抜群の身体能力を武器に、12/13シーズンにはリーグ戦21得点をマークしている。

 こうして評価を急激に高めた同選手は、当時の歴代最高額となる1億100万ユーロ(約161億6000万円)の移籍金でレアル・マドリードへと加入することとなった。

 白いユニフォームに袖を通したベイルは、クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマと共に「BBC」トリオを結成している。

 13/14シーズン、15/16シーズンにはリーグ戦で2桁得点&2桁アシストを達成。主戦場を右ウイングに移してからも、その破壊力は相変わらずだった。

 ただ、ピッチ外におけるベイルの評判は、それほど高くはなかった。言語面での問題や相次ぐ怪我は、スペイン生活が長くなっても改善の兆候が見られず。

 怪我でチームを離れていた際に趣味のゴルフに没頭する姿は各方面からの批判の的となった。

 さらに、ベイルは給料の観点からも大きな問題を抱えていた。

 マドリー最終年となった21/22シーズンの同選手の年俸は3125万ユーロ(約50億円)。このシーズンはリーグ戦わずか5試合のみの出場に留まり、コストパフォーマンスの面でいえば最悪だった。

 17/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で見せたオーバーヘッドなど、マドリーのタイトル獲得に貢献してきたベイルだが、マドリー加入時に期待したほどの成績は残せなかったといえるだろう。

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【了】

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