これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたマンチェスター・シティだが、そのすべてが成功しているわけではない。大きな期待をもって獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
4位:ウィルフリード・ボニー(元コートジボワール代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1988年12月10日
移籍金:3230万ユーロ(約51.7億円)
在籍期間:2015年冬~2017年夏
クラブ通算成績:46試合11得点7アシスト
スウォンジー・シティ時代のウィルフリード・ボニーはプレミアリーグ屈指のストライカーだった。
2014年の1年間で決めた21ゴ-ルはリーグ1位であり、マンチェスター・シティ相手には通算3試合で3ゴールと、得意としていた。
この相性が悪かった選手を、2014/15シーズン途中に引き抜くことに成功。3230万ユーロ(約51.7億円)の移籍金を支払い、マヌエル・ペジェグリーニ監督が率いるチームの一員に迎えた。
ところが、移籍直後に出場したアフリカネイションズカップ2015にて、決勝までの6試合のうち5試合でフル出場と自らの身体を酷使したことでコンディションを大きく崩す。所属クラブに戻った後のシーズン後半戦は296分間の出場に留まった。
続く2015/16シーズンは開幕前にマラリアに感染したことでプレシーズンに帯同することができず、2季続けてコンディションに悩まされることに。
結局、加入から1年半でプレミアリーグでは6ゴールしか決めることができず、全く本領を発揮することができなかった。
2016年夏にジョゼップ・グアルディオラが新監督に就任すると構想外となり、移籍市場終盤にストーク・シティへと放出。
翌年夏には古巣スウォンジーに獲得時の半額以下となる1300万ユーロ(約20.8億円)の移籍金で放出された。
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