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【写真：Getty Images】

伊東純也が背番号10で古巣に復帰

　ベルギー・プロ・リーグのKRCヘンクは現地時間9日に、フランス・リーグ・ドゥ（仏2部）のスタッド・ランスから、サッカー日本代表MF伊東純也を獲得したことを発表した。クラブ公式SNSでは、22年夏までヘンクでプレーした伊東の背番号が「10」に決まったことを伝えている。

　24/25シーズンの伊東は、フランス・リーグアンを戦ったスタッド・ランスでリーグ戦33試合に出場。4ゴール3アシストを記録し、チームの主力として活躍した。しかし、クラブは8勝9分17敗（勝ち点33）の16位という結果に終わり、降格プレーオフにも敗れて2部降格が決まっていた。

　ベルギーメディア『HLN』は9日に、「伊東純也のヘンクへの復帰が決定した。昨日、メディカルチェックを終えて、3年契約にサインしている。スタッド・ランスに300万（約4億8000万円）ユーロを支払う予定だ」と、契約期間と移籍金の詳細について伝えている。

　クラブ公式サイトでは、「伊東純也は再びKRCヘンクの青と白のユニフォームを身にまとう。スタッド・ランスからの復帰後、この日本人ウインガーは背番号10を与えられた」と前置きし、「背番号10は、ジュンヤがクラブにこれまで与えてきた貢献を認めるものであると同時に、これからの活躍への自信の表れでもある。彼の経験、スピード、そして華麗な動きは、再び青と白のユニフォームの攻撃陣のキープレーヤーとなる可能性を秘めている」と、復帰した伊東に背番号10を与えた理由を説明した。

　ベルギーリーグはすでに開幕しており、ヘンクは1分1敗で12位につけている。10日には第3節のスタンダール・リエージュ戦、16日にOHルーヴェン戦、そして21日にはUEFAヨーロッパリーグ・プレーオフ1stレグ（対戦相手は未定）が控えており、古巣復帰のタイミングがいつになるかにも注目だ。