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マッツ・フンメルスがプレシーズンマッチに出場

　ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは現地時間10日、プレシーズンマッチでイタリア・セリエAのユベントスと対戦し、1-2の敗北を喫した。昨季限りで現役を引退した元サッカードイツ代表DFマッツ・フンメルスがスタメン出場し、交代の際に花道で送り出された。

　バイエルン・ミュンヘンでも活躍したフンメルスは、2024年9月にドルトムントからASローマへ移籍。2024/25シーズンは公式戦20試合に出場し、1ゴールを挙げた。そして、2025年4月4日に昨季限りで現役を引退することを表明した。

　そんなフンメルスは背番号「15」をつけ、キャプテンマークを巻いてユベントス戦にスタメン出場。19分にニクラス・ジューレとの交代を命じられると、両チームの選手たちが花道を作り始める。フンメルスはゆっくりと歩き、両チームの選手とハイタッチしながらピッチを後にする。さらには、サポーターの大歓声を受け、手を叩いて笑顔で応えた。

　試合はアンドレア・カンビアーゾに2点を先行され、終盤に1点を返すも、1-2で敗戦している。ドルトムントは18日に行われるDFBポカール1回戦でロートヴァイス・エッセンと対戦する。