フットボールチャンネル

記憶から消したい…。バルセロナ、最悪の補強ランキング3位。すべてが酷い? プロ意識低さにトラブルも

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたバルセロナだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を払って、あるいは高い期待値をもって獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

3位:ウスマン・デンベレ(フランス代表)

バルセロナFWウスマン・デンベレ
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月16日
移籍金:1億3500万ユーロ(約216億円)
在籍期間:2017年夏~2023年夏
クラブ通算成績:185試合40得点41アシスト

 パリ・サンジェルマンでの大活躍を受けて、ウスマン・デンベレは2025年のバロンドール候補筆頭に名を連ねている。前所属のバルセロナ時代からは完全に別人となったと言って良いだろう。

 デンベレは2017年夏に当時所属していたドルトムントの練習参加を拒否するなど、強硬的な姿勢を取った上でバルセロナに完全移籍。移籍金は当時のクラブ史上最高額となる1億500万ユーロ(約168億円)+アドオンというというビッグディールだった。

 持ち前のテクニックとチャンスメイク能力の高さを武器に、試合によっては輝きを放った。しかし、度重なる負傷離脱の影響で、バルセロナ在籍時は安定して戦力になることができなかったと言って良いだろう。

 最も残念な結果に終わったのが2019/20シーズンで、ハムストリングの負傷により1年間を通して公式戦9試合の出場に留まっている。

 稼働率の悪さに加えて問題となったのが、素行面におけるトラブルの多さとプロ意識の低さだ。

 バルセロナに加入するまでの過程においても世間を騒がせ、遅刻をはじめとする規則違反も多かったそう。度重なる契約延長オファーの拒否など、ピッチ内外で監督やクラブが扱いの難しさに頭を悩ませていた。

 バルセロナ在籍時は常に世間を騒がせていたデンベレは、2023年夏にパリ・サンジェルマンへと完全移籍。5000万ユーロ(約80億円)の移籍金で放出となった。

【関連記事】
記憶から消したい…。バルセロナ、最悪の補強ランキング1〜5位 全紹介
記憶から消したい…。バルセロナ、最悪の補強ランキング1位
記憶から消したい…。バルセロナ、最悪の補強ランキング2位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!