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ハリー・ケインが先制点
バイエルン・ミュンヘンは現地時間16日、DFLスーパーカップでVfBシュトゥットガルトと対戦し、2-1で勝利した。「メルセデス・ベンツ・アレーナ」で行われた一戦では、イングランド代表FWハリー・ケインが先制点をマーク。その得点は、相手のクリアミスを見逃さなかった見事な一発だった。
昨季のブンデスリーガを制したバイエルンとDFBポカールを勝ち取ったシュトゥットガルトの一戦。ヴァンサン・コンパニ監督の下で、2シーズン目を迎えるバイエルンは、エースの得点で先制に成功する。
18分、相手陣内中央でのパス交換からMFミカエル・オリーズが、DFラインの背後に出したボールをシュトゥットガルトのDFルカ・ジャックが処理を誤る。すると、このボールにいち早く反応したケインがダイレクトで右足を振り抜くと、滑り込みながら放たれた強烈なシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。32歳のストライカーの予測する力と決定力が光った圧巻の先制弾だった。
背番号「9」のゴールで先手を奪ったバイエルンは、77分に新戦力のルイス・ディアスが頭でネットを揺らして、2点差に。後半アディショナルタイムには、ジェイミー・ルウェリングにゴールを許したが、2-1で逃げ切ってスーパーカップを制した。先制点を奪って勝利に貢献したケインにとっては、バイエルン加入後2つ目のタイトル獲得となった。
