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フォーカス 4か月前

もう8月だけど…? 新天地が見つからないフリーの大物選手5人。去就に注目が集まるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 8月も中旬に入り、欧州では新シーズンをスタートさせたところもある。当然、選手も長い戦いに突入したわけだが、なかには未だ所属先が見つからず、去就が不透明になっている者もいる。今回は、8月現在も所属クラブが見つかっていない、フリーの大物選手を紹介する。※情報は18日時点

DF:冨安健洋(日本代表)

冨安健洋
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
前所属クラブ:アーセナル(イングランド)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 世界に通用する実力を持ちながらも、不運な怪我に泣いたのが冨安健洋である。

 2021/22シーズン開幕前にアーセナルに加入した冨安は、移籍初年度からプレミアリーグで堂々たるプレーを披露(21試合0得点1アシスト)。本職のセンターバックではなくサイドバックとして出場することがほとんどだったが、ミケル・アルテタ監督からの信頼にしっかりと応えてみせた。

 だが、順調に思われた冨安のキャリアに暗い影を落としたのが度重なる負傷だった。

 2022/23シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16 セカンドレグのスポルティングCP戦で膝を負傷したところから、負の連鎖が始まってしまい(開始9分で途中交代)、2024/25シーズンのリーグ戦はわずか1試合の出場に終わってしまった。

 今年7月には契約を残すなかでアーセナルを退団。現在は、今年の年末を復帰目標としたリハビリの真っ最中にある。

“ガナーズ”(アーセナルの愛称)での冒険は不本意な形で終焉を迎えてしまったが、先に述べたように冨安の実力は世界レベルだ。

 今月12日に『DAZN』にて配信された『ウィークリー・ロマーノ』では、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がフリーエージェントの選手の中で最も市場価値が高い選手として冨安を紹介した。

 負傷が癒えていない今は新天地が見つからないのも当然の話だが、年が明けた2026年の復活劇に期待したいところだ。

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