グスタボ・スカルパの圧巻弾
アトレチコ・ミネイロは18日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の第20節で、グレミオFBPAをホームに迎え、1-3で敗れた。敗戦を喫したものの、元ブラジル代表MFグスタボ・スカルパが決めた先制点は、衝撃のスーパーゴールだった。
39歳のフッキがキャプテンを務めるアトレチコ・ミネイロが、グレミオとのホームゲームに臨んだ。試合が動いたのは38分、ホームチームがセットプレーから均衡を破る。
敵陣左サイドでFKを獲得したアトレチコ・ミネイロ。キッカーを務めたフッキは、ゴール前に放り込むと見せかけて、ボックス外中央で待ち構えていたグスタボ・スカルパにショートパスを送る。これを背番号「10」を背負う31歳が、得意の左足を振り抜くと、美しい弧を描いたシュートは、ゴール左上に吸い込まれた。相手の意表を突いたリスタートから、見事に決めきった圧巻の一発だった。
しかし、その後は守備が耐えきれずに3失点。リーグ戦2試合ぶりの勝利を目指していたアトレチコ・ミネイロだったが、1-3で逆転負けを喫し、グスタボ・スカルパのスーパーゴールを勝利に繋げることはできなかった。
