サディオ・マネが先制弾
アル・ナスルは現地時間19日、サウジアラビア・スーパーカップ準決勝で、アル・イテハドと対戦し、2-1で勝利。決勝進出を果たした。この試合では、サディオ・マネが貴重な先制点をマーク。その得点は、“高速クロス”を左足のボレーシュートで沈めた見事なゴールだった。
新戦力のジョアン・フェリックスやイニゴ・マルティネス、キングスレイ・コマンらが先発入りしたアル・ナスルが、カリム・ベンゼマを擁するアル・イテハドと対戦。両チーム共に、序盤から相手ゴールに迫るシーンを作り出す中、10分にアル・ナスルが先制に成功する。
2列目からの飛び出しで左ポケットに侵入したマルセロ・ブロゾヴィッチが、ゴール前に左足で速いクロスを供給。これをゴール前で待ち構えていたマネが、左足でダイレクトボレーを放つと、相手GKの手を掠めたボールはゴール左隅に吸い込まれた。スピードのあるクロスを左足で確実に仕留めた圧巻のゴールだった。
マネのゴールで先制したアル・ナスルだったが、16分に失点を許し、同点に追いつかれる。さらに、約10分後には得点を挙げた元リバプールのアタッカーが、25分に相手GKと接触した際に腹部を踏み付けてしまい、一発退場。アル・ナスルは数的不利な状況となってしまう。
それでも、61分にクリスティアーノ・ロナウドのお膳立てから、ジョアン・フェリックスがネットを揺らして、2-1で勝利。退場者を出したものの、粘り強く戦ったアル・ナスルが決勝進出を果たした。
