チャナティップの衝撃一発
BGパトゥム・ユナイテッドFC(タイ1部)は20日、ASEANクラブチャンピオンシップ(ACC)のグループステージ第2節でコンアン・ハノイFCと対戦し、2-1で勝利した。この試合では、BGパトゥムに所属するMFチャナティップ・ソングラシンが2ゴールをマーク。中でも、自身2点目の得点は、スーパーゴールだった。
野津田岳人がボランチの位置でスタメン入りしたBGパトゥムが、コンアンをホームに迎えた一戦。チャナティップは、ベンチスタートとなった。ホームチームは20分に失点すると、43分には退場者を出す苦しい展開に。それでも後半開始からピッチに立ったチャナティップが、58分に同点ゴールを挙げる。
すると、後半アディショナルタイム7分、Jリーグで約6年間プレーした31歳が衝撃のゴールを叩き込む。ハーフラインを越えたあたりで、味方選手のヘディングでのパスを受けたチャナティップは前を向くと、ゴールの位置を確認して、ロングシュートを試みる。これが、見事に相手GKの頭上を越えて、ゴールネットに吸い込まれた。経験豊富なMFの圧巻のスーパーゴールだった。
一人少ない状況ではあったものの、チャナティップのスーパーゴールで試合をひっくり返したBGパトゥムは、2-1で勝利を収めた。
