【写真:Getty Images】
完璧な連携からのゴール
イングランド・プレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティ対トッテナムの試合が現地時間23日に行われた。試合はトッテナムが2-0で勝利している。この試合では、前半終了間際にトッテナムMFジョアン・パリーニャがシティのパスワークをハイプレスで破り、追加点を奪うことに成功した。
トーマス・フランク監督を迎えて新体制のトッテナムは、開幕節のバーンリーとの試合に勝利。2連勝を狙って強敵シティのホームに乗り込んだ。
前半開始してからしばらくはシティのペースが続く。ロングボールの処理をミスしたトッテナムは、シティFWオマル・マーモウシュに決定機を作られてしまった。しかし、マーモウシュのシュートが外れたことでトッテナムは難を逃れる。
シティの攻撃をうまく弾き返し、先にスコアを動かしたのはトッテナムだった。35分、ロングボールからMFパペ・マタル・サーが上手く背後に流すと、最前線にいたFWリシャルリソンが抜け出すことに成功。最後は、リシャルリソンのクロスにブレナン・ジョンソンが合わせて先制点を記録している。
さらに、前半アディショナルタイム、再びトッテナムがネットを揺らした。シティがGKを含めて最終ラインから展開しようとしたものの、リシャルリソンが素早く詰めてパスミスを誘発。こぼれ球をパリーニャが押し込んで2-0とした。シティの代名詞とも言えるパスワークを完全に無効化した、トッテナムの組織的なハイプレスが産んだゴールだ。
その後、2点のリードを守り切ったトッテナムがシティに勝利。開幕から2連勝を飾っている。